こちらでは、令和元年度補正予算の予算案情報の中から、
『中小企業を中心とした民間企業にも活用できる補助金』が
公募される可能性があると思われるものを、ピックアップしてご紹介しています。
※ 予算案の情報ですので、今後、変更される可能性もあります。
(内容および公募の実施はまだ確定しておりません。)
※ 令和元年度補正の予算ですが、早いものでは令和元年度中に募集されます。ご注意ください。
事業の内容
事業目的 ・ 概要
災害時には、住民生活や復旧活動を支えるガソリン・軽油等の
燃料供給拠点となるサービスステーション(SS)の機能を確保することが重要になります。
台風15号に伴う停電エリアにおいては、自家発電設備を備えるSSに自動車が集中しました。
また、自家発電設備を備えていないSSの一部については、
千葉県外から可搬式給油機を緊急配備し、燃料供給を再開しました。
さらに、電源車等への燃料供給のため、千葉県外のローリーも燃料を配送しました。
こうした状況を踏まえ、SSの災害対応能力を更に強化するため、以下の事業を実施します。
(1)災害時に燃料供給拠点となる「住民拠点SS」の整備等の推進
自家発電設備を備え、災害時に地域住民の燃料供給拠点となる「住民拠点SS」の
整備を推進するため、SSの災害対応能力の維持・機能強化に必要となる
自家発電設備の導入を支援します。
また、自家発電設備を備えないSSにおける早期営業再開を支援するため、
可搬式給油機の導入を支援します。
(2)機動的燃料供給体制の確保
災害時における病院の自家発電設備や電源車等に対する燃料供給を確保するため、
緊急配送用ローリーの配備を行います。
成果目標
2020年度末までに、SSにおける自家発電設備の整備と可搬式給油機の広域融通により、
全国のSSの約7割をカバーして、災害時における地域住民への安定的な燃料供給の実現を
目指します。
事業イメージ
(1)災害時に燃料供給拠点となる「住民拠点SS」の整備等の推進
千葉県内のSSにおいては、SSに備えている自家発電設備や、
東京や埼玉から緊急配備した可搬式給油機を利用して、
住民の車両や緊急車両への給油を実施
(2)機動的燃料供給体制の確保
千葉県内に配備された電源車への燃料供給のため、
千葉県外の石油販売業者のローリーも対応
出典:経済産業省