こちらでは、令和元年度補正予算の予算案情報の中から、
『中小企業を中心とした民間企業にも活用できる補助金』が
公募される可能性があると思われるものを、ピックアップしてご紹介しています。
※ 予算案の情報ですので、今後、変更される可能性もあります。
(内容および公募の実施はまだ確定しておりません。)
※ 令和元年度補正の予算ですが、早いものでは令和元年度中に募集されます。ご注意ください。
事業の内容
事業目的 ・ 概要
地球規模の課題である気候変動問題を解決するためには、
クリーンエネルギー技術の開発と実用化に向けた抜本的なコストダウンが必要です。
日本としても、世界の脱炭素化を牽引すべく、
「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」(令和元年6月閣議決定)において、
2050年までに80%の温室効果ガス削減目標を掲げるとともに、
非連続なイノベーションの推進を表明しました。
また、2019年10月の「グリーンイノベーション・サミット」では、総理から、
世界の叡智を結集するための「ゼロエミッション国際共同研究拠点」の立ち上げと
「革新的環境イノベーション戦略」の策定、
今後10年間で30兆円の官民の研究開発投資を目指すことなどが表明されました。
本事業では、「革新的環境イノベーション戦略」※に基づく民間投資を活用した
技術シーズの実用化に向けた開発を加速します。
成果目標
「2050年までに温室効果ガス排出量80%削減」という長期的目標に向け、
「革新的環境イノベーション戦略」※を踏まえ、
産業分野等における脱炭素技術の革新的なイノベーションの創出を目指します。
※今後、策定予定。
事業イメージ
産業分野等における革新的環境イノベーションの創出に向けた技術開発
産業分野等におけるゼロエミッションを達成するためのキーテクノロジーである
「カーボンリサイクル」、「バイオ」、「水素」について、
技術シーズをスケールアップさせるための研究開発・パイロット実証等を支援します。
(1)カーボンリサイクル(セメント)
セメント製造工程のCO2を再資源化し、
原料や土木資材として再利用する技術を開発します。
(2)バイオものづくり
バイオマス等を原料として、
カーボンニュートラルな高機能化学品等を製造する技術を開発します。
(3)ゼロカーボン・スチール
製鉄プロセスにおいてCO2を発生させない「ゼロカーボン・スチール」を
実現するため、水素還元製鉄技術や製鉄プロセスで
発生するCO2を分離・回収する技術等を開発します。
出典:経済産業省